グローバルな会議で外国人が日本人に思うこと

異文化

草加市で2児の子育てをしている
カズミンです。
現在、海外に携わる仕事をしながら、
1回子供たちに英語を教えています。

最近、会社で話題になってる
ある本について少し紹介します。


The Culture Map
異文化理解力
相手と自分の真意がわかる
ビジネスパーソン必須の教養

“The Culture Map”は
異文化間のビジネスコミュニケーションを
理解し、改善するためのガイドです。

まだ深く読み込めてませんが、
この本の一部には世界から見た
ビジネスの現場における日本人についても
言及されていて興味深い。

この本の一部を紹介します。↓
 

あるデンマークの多国籍会社の社長が
東京の新規事業を買収したときのこと。
日本人のマーケティングマネージャーたちと仕事をすることになる。

彼は自分の戦略が東京でうまくいっているか
何か見解の相違はないか知りたかった。
マネージャーたちのフィードバックを得るため 東京への出張を組んだ。

私の意見には気兼ねなく反論してほしい、
そう伝えてミーティングを開始した。
私はいくつかアイデアを出して、
彼ら(日本人)の意見を求めた。

沈黙。

英語が流暢に話せる何人かに促したが
意見は出ない。
私は議論を促した。

沈黙。

意見を求めた。
何人かが同意の印として単調に頷いた。

私もグローバルチームと日本人との
ハイブリッドな会議に参加することがありますが、
この状況あるあるなんですよね。

私個人的には外国人との討論に慣れてますが
相手が地位がある人となると話は違います。
私の同僚は英語が流暢な方ばかりですが、
英語で話すことと意見を言くことは
全く別のことなんです。

・相手に意見を聞くだけでさえ
対立的に感じる文化である

・多くの人の前では
誰も注目を浴びたくない

こうした日本人のマインドブロックが
日本人が発言することを妨げているのかもしれません。

この本にはなぜこういうことが起こるのか、
その理由と、
さらに回避するためのアクションプランが
具体的に書いてあります。
たとえば、ポストイットを活用した会議方法などです。

これはグローバル企業に働いてる方に限らず
日本人のマインドを再認識する点で
日本企業で働いてる方でも
有効な情報かと思います。
是非こうした日本に関する部分だけでも、
皆さんに手を取って読んでほしいと思います。

ここまでが本の話ですが、
ここからは私のプチ意見です。

私はこの本を読んで、
日本人って特殊なんだなと
つくづく思いました。

グローバル企業で働くような外国人の方々、
特にエグゼクティブレベルの人々は
日本のことをよく理解してくれていて
ビジネスにおいて日本の文化に
寄り添ってくださってるのを感じます。

ただ、私たちが
「日本人だから○○できない。
こういう私たちの文化を理解してほしい。」
こういうスタンスでいいのかなー?とは
疑問に思ってしまいます。

最近外国人労働者は増えたものの
日本に住んでいれば、
日本の文化と日本語で暮らしていけます。
そんな国は世界どこを見ても
あまりないと思うんです。

私たちの方から海外の異文化に
アンテナを張って、
世界のマインドを持つ努力をしていく。
世界から見た日本を認知していく。

言葉が分からなくたって
今はあらゆるデジタル技術で
会話ができる時代です。

英語云々よりその前に、
まずはそういう心の面が大事です。
世界における日本人のことを知ること、
異文化を知ることを
教育や地域で取り入れていく必要があるかなと
この本を読んで思ってしまったのでした。

皆さんは日本人が世界にどう見えてるか
考えたことはありますか?
今度こんなテーマで一緒に語りあいましょう!

──

外国の人とお友達になりたい!異文化交流に興味がある!
というそこの皆さん。

わたくし、ことかずみんは月に1度
「異文化交流会」を不定期で開催しています。  
一緒にピクニックしたり、時にはランチ会・飲み会
インターナショナルカラオケなんかもしてます。
是非一度、遊びに来てください。
こういうエピソードも生まれて皆んなでほっこりしていますよ。
…..
次回開催は、
4月13日(土)
11:00-16:00
場所 セイワミルク様駐車場/武里駅

ご参加、お問合せ、お待ちしております♪ 

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そして、日本在住の海外の人って
・子どもが学校からもらってくるお便りの文章が理解できない
・明日の遠足に準備するものがよく分からない

こんなちょっとしたことで困っていたりするんです。
仲良くなった暁にはご無理のない範囲で
サポート頂けると幸いです^ ^

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