現在、海外に携わる仕事をしながら、
週一回子供たちに英語を教えています。
今回は先日出逢った外国人と話して、
日本人であることを誇りに思えた話をします。
先日の東京都観光ボランティアの研修でのこと。
そこである台湾人の呉(ご)さんと出会いました。
日本に住んでいる理由を聞くと、
日本の事が好きで、一年前に来日したそう。
一年間日本語学校に通いながら日本語や日本文学を学び、
現在は就職活動をしているとのこと。
呉さんとの会話の中で、
安倍晋三元首相が、奈良市内で街頭演説中に銃撃された事件の話題に。
台湾の蔡英文総統が7月8日にSNSで
「(安倍元首相は)台湾にとって最も揺るぎない真の友」
と話したニュースを通して、
「台湾には安倍さんだけでなく、台湾に貢献してくれた日本人は多い。
感謝している。」
と熱く語ってくれました。
さらなる会話の中で、台湾のインフラを築いてくれたという、ある日本人の話題に。
その名は八田與一さん。
明治19年(1886)、石川県河北郡花園村(現在の金沢市今市)に生まれ。
台湾に烏山頭(うさんとう)ダムを建設し、台湾の人々から今も慕われ続ける日本人です。
彼の功績は台湾の教科書に載るほどで、写真入りで紹介されているとのこと。
台湾では時が経った今でも「台湾で最も尊敬されている日本人」と称されています。
現在発売中の総力特集「台湾で最も愛される日本人 八田與一」でも、
下記の様に紹介されています。
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「親日」といわれる台湾において、最も愛されている日本人が、戦前の土木技術者・八田與一です。
八田は1930年(昭和5年)、台湾南西部・台南に東洋一と謳われた烏山頭ダムをつくり、水不足に苦しむ現地の人々を救いました。
台湾の人々はそんな八田への感謝の思いから、銅像をつくるように働きかけ、今も命日の5月8日には慰霊祭を行なっているのです。
海も時も越えて、台湾の人々の心の中に生き続けている八田の「真心」を描きます。
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https://shuchi.php.co.jp/rekishikaido/detail/3844
安倍さんの話や八田さんの話を直接台湾人の呉さんからお聞きして、
平和を築くのは仕組みや制度ではない、結局は人なのだと強く感じました。
それと共に、外国人の話に耳を傾けたことで、逆に自国日本のことを知り、
日本人であることを誇りに思えました。
日本で働いている外国人、海外から観光に来ている方。
もし機会があったら、なぜ日本にきたのかを聞いてみましょう。
彼らの抱く日本のイメージも聞いてみましょう。
日本にいる外国人の話に耳を傾けることで、
日本や日本人について気づくことがあるかもしれませんよ。
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